皮脂腺から汗をだす
更新日:2020年10月18日
当サロンの温熱療法で温まると、驚くほど大量の汗をかきます。しかも、皮脂腺からの汗が多いのが特徴です。皮脂腺にたまっていた「あぶらの成分」と水分が混ざり合った汗を出す。これにも、重要な意味があります。
通常の生活の中では、2種類ある汗腺(エクリン汗腺、アポクリン汗腺)から汗をかきます。
いくら暑くても皮脂腺から汗が出ることはありません。
皮脂腺から汗をかくには、30キロ以上走るくらいの運動をしたり、岩盤浴などでジワジワと体の芯から温まる必要があります。
皮脂腺から出る汗の特徴をまとめてみました。
①毒素を排泄してデトックス
体内にたまっている有害物質の多くは油溶性です。水溶性の物質は尿から簡単に排泄できるのですが、油溶性だと排泄が難しく、たまりやすいのです。
皮脂腺からどんどん汗を出すと、そこにストックされていた有害物質をまとめて追い出すことができ、デトックスにつながります。
ちなみに、汗腺から出る汗には、油溶性の有害物質はほとんど含まれていません。
②代謝を一段と良くする
体を温めるだけでも、代謝のペースは上がります。皮脂腺からの汗で、有害物質を出してあげると、その分体の負担が軽くなりますから、さらに代謝が良くなります。
③毛穴の汚れを洗い流す
皮脂腺からの汗は毛穴から出てくるのですが、この時に毛穴に詰まった皮脂(体臭の原因になります)や老廃物を押し流してキレイにしてくれます。
④保湿効果で天然のスキンケア
温熱療法を終えた直後の汗には、体内や皮膚の上にあった汚れや有害物質が含まれていますから、よくふき取って下さい。その後、お休みいただいている時に吹き出してくる汗は、残しておいてもかまいません。皮脂腺からの汗には、イヤな匂いもありませんし、塩分が含まれていないのでサラサラです。
皮脂が含まれているので、保湿効果があり、お肌がすべすべになります。
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